貿易事務の世界 IMPORTER’S WORLD

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貿易事務の未来、将来性はある??

みなさん、こんにちはふみです!最近もまた暑い天気でしたがみなさまいかがお過ごしでしょうか😊私は元気にクーラーをつけていますよ 笑 さあ今日は私の仕事の未来について考えていきます。この先この仕事はどうなってくのか無くなる?それとも生き残る?今回も私の見解を述べていきます😊

 

 

 

貿易事務の仕事について

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貿易事務の仕事は、とても広い意味で使われていると思います。輸入や輸出、商社やメーカー。また船会社や乙仲など!どこでどのような貿易の仕事をしているかで内容がガラリと変わっちゃいます😊私は主に自社製品のことで毎日たくさんのメールをチェックし、電話、チャットで工場とやりとりをしています。さてさてそんな中で、私はこの仕事をしてもうすぐ7年くらいになりますが、ふとこの先の貿易事務の将来について考えたことがありまして・・・他の貿易の仕事ってどんなことをするんだろう?と考えてたんです。いつか貿易実務の資格も取りたいなぁと思っている中で自分の仕事以外の貿易の仕事にも興味が出てきたのです😊乙仲さんや船会社の事務さんとお話する機会もあったので、ここで他の仕事の内容も見ていきましょう!

●英文事務

さあ、英文事務も少しこの仕事をする前に気になっていた職種です😊メイン業務は英文メールや電話対応、見積書の作成など貿易事務と似ていますが、英文事務は貿易に関すること以外での上記のような仕事に対してのことだと思います。(貿易事務系の仕事もある)海外の取引先へのインボイスや契約書の翻訳などアカデミックな英語力が求められそうですね!そうそう、余談ですが仕事を探している時に面白そうだなぁと思ったのは海外ゲームの説明書の翻訳です。やってみたかったけど翻訳作業したことないので不安になり見送りました😅きっと応募してても落ちてただろうなぁ笑

●船会社

船会社の事務。ここでは一般的な貿易に携わるところに触れていきます。たまに私は大井埠頭の方へ弊社の荷物を直接取りに行くことがあるのですが、そこで倉庫兼貨物の搬出作業をされている事務の方にお話をしました😊その方は女性でお話を聞くと、D/Oの発行、船のスケジュールをデータ入力、B/L回収作業など書類上の英語をさばくのがメインで英語で電話対応はほぼないとのことです😊また窓口で私みたいに貨物を取りに来たお客さんへ貨物の引き取り方を教えたり、貨物の流れを止めないようにデータを入力したり、トラックの運転手や船の会社、その他運送業や倉庫業などの方からの電話対応が主ということでした。英語に触れるのは紙面上でしゃべることはほぼないみたいですよ😊

●乙仲やフォワーダー

乙仲さんとフォワーダーとでは業務内容が異なってくるのですが、簡単にいうと輸入者の輸入貨物の通関や、搬入作業。輸出者へは船の手配のサポートなどを国内外で行っています😊私の会社を担当してくださる事務の方は、輸出者からシッピングオーダーを処理したり、船のスケジュールを船会社へ確認して輸入者さんへこのようなスケジュールがありますよ〜と連絡したり、配送者を探してトラックを予約したりしているそうです。だいたいの納期までスケジュールで出してくれるので本当に輸入者に届くまでのサポートをたくさん行ってくれてますね😊業務のその中で英語に携わるのは書面上でたまに現地の同僚(?)に連絡取るために英語で電話をするくらいだそうです。

●商社へメーカーの貿易事務

私の位置はここですね😊海外の工場と連絡をとったり、納期の管理やクレーム対応な度など。あ、詳しくは別記事で私の仕事内容をまとめましたので参考にしてください😊

 

 

輸入の現状

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出典 : 財務省統計より 

日本の貿易の特徴 | JFTC キッズサイト | JFTC - 一般社団法人日本貿易会

輸入の物量って年々上がっているんですよね。さすが輸入大国日本って感じ😊輸入が多すぎると赤字ですが今は輸出もまだまだあるので頑張っていこう・・・😅(ちょっと不安)とまあ要するにこのデータから見てたくさんの荷量をさばくことが年々必要にはなっていますよね。なので貿易事務や他の仕事ってこの先もきっと需要がある!と私は思っています😊ただ!ですね私が思うに貿易事務の仕事とか英文事務の仕事は未経験でもできるものもあるので普通の事務からの延長線上でもできるものになってきたりすると、求人数は減るのではないかなぁと懸念しております。それに最近は個人でも輸入できたりするんですよね😊小売店が商社やメーカーを通さずに直接仕入れたりっていうのもできる時代にはなってきているので、個人の方が独自に貿易に携わることが増えてくる世の中になるのではないかと思っています😊

まあもちろんしっかりした資格と経験を持った人間も必要ですし、会社がどんな商品を扱っているかまた大手の会社ともなると失敗も許されないですからね。。ただ日本は97%くらいが中小企業の国なので、そこら辺を考慮した上でも新しく人を雇うことが少ないような気がします。なので貿易事務自体の人口は減らないとは思いますが、これからも兼業(一般事務 兼貿易業、個人としても貿易業)という形で増えていくのでは😊

AIロボットは貿易事務に影響を及ぼす??

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AIには乗っ取られないはず!(と思いたい)AIができるのは計算、演算、統計だと思っています(詳しくは知らない)。もちろん貿易の仕事にはとても便利なソフトが多数ありますね。NACCSとかもそうですし、それに今は貨物を引き取る際もIpadなどにアプリがあってそれを操作して手続きを行ったりもします。搬入作業やトラックの運転は入力するのは人間ですがファイリングは全てデータになって書類をさばく仕事っていうのは人間ではなく機械がやってくれるのようになるのではないかぁと思います。今はペーパーレスの時代にもなっていて、DHLはもうwebでインボイスを作って出してます。弊社としても資源の削減になりますし第一プリンターを使用しなくていいので時短にもなっています😊便利!弊社では一応、資料としてデータをコピーしてファイリングしてますがもうデータを別でとっておく機械も出てきてますし紙を使うことがなくなってきますね😊

貿易事務だけではダメ!

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先ほども述べたように、貿易事務の仕事ってこれから需要は増えていくと思うんです。でも貿易事務の内容だけではなく幅広い知識と経験を身につけるとさらに良いです!私の場合はイラストレーターを使って実際に輸入する商品を形成し見積もり、さらに工場で試作をし採用後に生産となります。貿易事務でしか知らない税率や工場の内情、商品知識などがさらに貿易事務に生かされていると感じます😊マルチに仕事をこなせればオーダー率も上がりますし、仕事にやりがいを感じますよね!

 

貿易事務は長く働ける?

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貿易事務でなくても私は思う個人的な意見ですが、長く続けるには自分の働く目的を明確にする必要があるかと思います。貿易事務は女性が多く携わっていますがやはり事務員として上から見られるところは、「誰にでもできる」と思われてしまう点が否めません😣そこでですが、上記でも述べたメーカーならメーカーとしても知識、乙仲なら乙仲としても知識など貿易事務以外の知識を深める必要があるのです。自分の仕事のみではなく野外の視野を広く持つということですね😊どんなに時代がきてもどんなに歳を召しても新しいことに飛びついて時代に遅れないようまた他にはできない自分なりの魅力をつけていくことが大事だと私は思います。その知識や経験を身につければ自分にも自信が持てるしきっと安心して仕事も続けられるのではないかと思います。私もまだまだこれからですが、いろんな知識をつけるため他業種との交流を大事にしています💪

まとめ

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私が感じる貿易事務の将来性はこんな感じです😊

  1. 国の輸入・輸出データを元にみると貿易事務の需要は増える
  2. AIは貿易事務全体をまだまだカバーできていない
  3. 貿易事務以外の知識と経験を身につけよう  

何事にも自分の強みを持つことが大事です。私もまだまだ模索中ですがこれからもなが〜く楽しく働くために精進してまいります〜😊みんなで時代に負けないようにしましょう!

 

ではでは、この辺で。