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貿易事務の年収はどのくらい??

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みなさん!こんにちはふみです!今回は貿易事務員のお給料やキャリアアップについてお話ししたいと思います。

 

貿易事務員の年収って気になるかた多いですよね。もちろんどの仕事でも気になりますが貿易事務も専門職なので、一般事務より高いのでは!と思う方も少なくないはずです。

そこで今回は貿易事務員の年収・私の初任給で何ができたか・私なりの貿易事務のキャリアアップについてお教えしたいと思います。

 

 

 

さあでは早速年収を発表したいと思います。

 

 

貿易事務の年収はどのくらい?

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20 300~400

30 350~450

40 350~500

50 400~550

 

これは私のお給料事情と取引先のフォワーダーさんと同業者のメーカーさんへのインタビューで調べた正社員の年収です。

 

貿易事務は一般的な事務と比べて専門性はありますが、専門職というほどではなく実際はそんなに高くはなく、やはり未経験からでもできるという点が大きいんですね。

 

40代でも300万円台も多いみたいですね。また私の周りには600万を超えている人は少なく、500万ちょっとが最高年収でした。

 

 

では次にお給料についてお話ししたいと思います。


お給料の相場を発表しても年収と一緒なので、ここでは一般事務とは違う貿易事務員のお給料が変動するポイント4つについてご紹介します。

 

ポイントその1 特定の資格有無で給料が変わる

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貿易事務員は資格の有無によって、お給料が変動するところがあります。
会社によっては貿易実務検定や通関士、日商ビジネス英語などの資格を持っている方はお給料に反映される可能性もあるんですね。TOEIC、英検などの資格を推進する会社も多く、受験費用を少し負担してくれるところもあります。少しでもお給料が上がるのは嬉しいですよね。
前回の動画では貿易事務員になるために資格は要らないとお話ししましたが、お給料アップのために習得してもとてもいいですね。

 

ポイントその2 ぼーナスの差

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ボーナスも年収に大きく関わります。
ボーナスが多い会社は都心や首都圏に多く、また業種にもより建設業や金融・保険業、情報通信業などの賞与は一般的に高いとされています。

 


お給料を毎月25万もらって、賞与が10万円の人がいれば、お給料が毎月25万で賞与が50万の人はだいぶ年収が違いますよね。

 

不況や今回のころなの影響もありますが、基本的にアップダウンの激しくないところは平均でそのくらいの額を貰えていることを考えるとだいぶ違います。


なのでどの業種で貿易事務をするかによってボーナスが変わります。同じ仕事量でも業界自体が潤っているところがあればその業界に入るのは魅力的ですね。


どこの仕事でも言えますが、業種選びは大事なんですね!


ちなみに私の会社は製造業でほとんど輸入に頼っておりますが、プラスチック系の部品などは日本で生産しています。

 

ポイントその3 専門性の高さや役職

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どの貿易事務のお仕事をしているかにもよりますが、専門性が高い仕事や海外営業を行っている方の年収は若い方でも比較的年収が高い傾向にあるようです。


専門性が高い仕事というのは例えば通関士さんでしたら幅広い製品知識があって、どんな商品でもさっと確実に通関できる。また輸入貿易事務なら家電ならなんでも詳しく、どこの不良が多いのか、どのような商品が売れるのか、なんの素材がよくて何が悪いのかなど、何か特定の商品の知識が非常に高い人や、
海外営業であればいい商品を仕入れられたり、交渉が上手でスムーズな取引ができるなどですね。


それぞれのお仕事で力を発揮できることができれば、スキルを買われてお給料も上がる可能性がぐんと上がるんですね。


また40代くらいになればマネージメントの方向へ進み、役職もつくので、管理職などで責任のあるポジションにつくのでそこで大きく年収がつくようです。

 

ポイントその4女性と男性による差

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悲しいですが女性と男性でお給料が違うこともこの業界では当たり前なところもあります。女性は事務員というレッテルがいまだにある職業でもあるんですね。


私の会社では男性だと海外営業や国内の営業も入社して1,2年目で行っていました。


私は今では営業なども経験をさせてもらっていますが営業をやらせてもらえるまでに今のお仕事を7年続けてきてようやくいただいた仕事だったんですね。

 

もちろん事務員として雇われている以上、事務員として働くことが当たり前なのですが、キャリアアップはしたいです。事務員の枠から飛び出したいと思っても、会社や上司の意向にもより相当時間がかかるんですね。

 

以上、
1般事務とは違う貿易事務員のお給料が変動するポイント4つについてご紹介しました。

 

では、 貿易事務員の初任給で何ができたのかを簡単にここでご紹介します。

築10年のアパートで一人暮らし
年に数回の国内旅行
ジムなどの習い事
友達との飲み会 月3~4回
毎月黒字で貯金


私が入った頃は世間一般の大卒初任給と全く同じ額を頂いておりました。いわゆる20万円から色々引かれるやつですね。やはり初めはこのくらい金額からスタートしやりくりをしていました。

 

築10年のアパートで一人暮らし

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私は仕事を始めてからすぐに一人暮らしを始めました。当時は1Kで都心から少し離れたところに住んでいましたが、2路線走ってる駅の近くでとても便利でした。

 

バストイレも別だし築10数年の若いアパートで建設会社は積水ハウスなのでとっても立派なところに住まわさせてもらっていました。

 

 

年に数回の国内旅行

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旅行は有給や会社にもよりますが、私は土日祝日休みのカレンダー通りとGWとお盆、年始年末は完全に休みなので旅行に今でもよく行っております。


基本的に2泊3日で年に2回くらい国内旅行に行っていて、北海道から沖縄までいろんなところに旅行してます。ひとりで行ったり友達と行ったり当時もとても楽し買ったです。

 

ジムなどの習い事

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当時はジムに週3回で通っていました。一人暮らしだと自炊もしくは外食も自由ですが、野菜中心の生活も自分でコントロールしないといけない分、健康維持は大事なんですね。


ほぼ自炊をしていたため、ジムにもお金をかけることができましたし、ストレスの発散にもなっていました。

 

友達との飲み会 月3~4回

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飲み会も友達とご飯とか月に34回くらい飲み会に参加していました。
出費は多かったですが、特に節約しないとということはなく、友達と一緒にいることも大事にしていたので、楽しいことにお金を節約するということはありませんでした。

 

毎月黒字で貯金

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私の生活は、毎月赤字が出ないようお金を溜めていけるようにしていました。貯金ももちろんでき、例えば友達が結婚した!怪我した!などで出費がでた場合に対応できるお金と将来のための必要最低限の貯金も可能でした。

 

このように初任給で過ごしてた時も、自炊や節約をある程度行っていれば初任給でもひとりで自立した生活は送れるんですね。
 


ちなみに今は、22才の時から年収も上がっていますので都心に近い2DKのお部屋に住んでおります。

 

私のキャリアアップ方法

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では最後に私のキャリアアップについてお伝えしたいともいます。


先ほど申し上げた年収が上がる方法で資格やポジションについてお話をいたしましたが
私の場合は貿易事務 + スキル + 人柄を大事にしております。

一つずつみてみましょう。

 

<貿易事

<務
まず貿易事務の仕事をしっかり行うことは大事ですね。

そのメインで行っている仕事を疎かにしてしまうと仕事を任せてもらえなくなります。なのでしっかりと与えられたお仕事をこなします。それだけで会社に信頼してもらえるようになるんですね。

 

<スキル

<
貿易事務のお仕事を覚えたらつぎに自分の得意分野やできることを考えて、別のスキルを磨きましょう。私の場合はデザインを描くことでした。


メーカーですと、商品開発が基本ですので新しいデザインを考え、生産するという流れではデザインを描くことは会社にとって、とても利益になるスキルなんですね。


例えば洋服を海外に発注し輸入する貿易業務をしている方は、洋服のデザインを描くことができると、強みになります。輸入をしている方は生産にも詳しいため、きっといい商品を開発できると思います。


会社は自社でデザインもしているところもありますが、外注の場合もあります。それが両方できるのであれば優秀な人材として重宝されるんですね。

 

人柄

 

最後に人柄です。私は人柄が一番重要なことだと思っています。


仕事をする上でコミュニケーションは何より大事なものですよね。車内でも社外でも円滑なコミュニケーションを取れる人は、上司や先輩、後輩にも慕われます。


この人と一緒に仕事がしたいと思われるだけで会社はその人に対して良い待遇をしてくれます。積極的に話しかけたり、笑顔でいたり、時には毅然とした態度で仕事に向き合うことが、いい人間関係を作れるコツです。

 

なので人柄は人と仕事をする上で一番重要なんですね。


この3つを頑張っているとお給料にも反映されているので、私の中でとてもよく実感しています。人間関係もよく、仕事も楽しければなんでもできそうな気がしてくるんですねをこれを今回は皆さんに一番お伝えした買った内容です。


ご参考になればとても嬉しいです!

 

さて今回は年収、お給料、キャリアアップについてのお話をいたしました。

 
ではではこの辺で。